Daichi
Umehara

高度な専門性を身につけ
ピグ洗浄工事のプロに

梅原 大地Daichi Umehara

工事部 2014年入社

工場などの現場でピグ洗浄工事を管理

学生時代は理工学部で生物化学について勉強していました。就職に際しては、決まったやり方をなぞるだけではなく、自分の頭で考えながら主体的に取り組める仕事に就きたいと考えました。当社のビジネスは学生時代の専門とはまったく違う分野で、当時は何をやっているのかもよくわかっていなかったのですが、工事を管理する仕事なら自分で工夫しながら進めていけそうだと感じました。実際に仕事をしてみると現場によって状況も違えばやり方も違う。現場に応じて自分なりにさまざまな方法を検討するのが楽しいと感じています。 施工管理の仕事では、エンジニアリング会社などからピグ洗浄工事の依頼を受け、現場の資料などを確認し、施工方法を提案します。見積もりを出して承認されたら、材料や作業員を手配して施工を行う、というのが一般的な流れです。工期は短いもので2~3日、長いと1カ月におよぶこともあります。現場は全国にあり、地方ではホテルに泊まりながら工事を進めます。出張中はご当地グルメや観光を楽しんだりもしていますね。最近は調理器具を持参し、現地の食材を買って調理したりすることも。この間は三重の現場だったので、松坂牛で焼肉しました。

密な情報共有が
工事成功のポイント

仕事ではしっかり意思疎通することを心がけています。施工中のメンバーとのコミュニケーションもそうですし、工事計画などをエンジニアリング会社や工場の生産技術の方々と共有する際も同様です。そこに齟齬があるとさまざまなトラブルが生じます。とくに施工中の意思疎通は大事。配管内部という見えないところの工事なので、配管の入り口と出口で状況を確認しながら作業を進める必要があります。出口の排水の状況によって入口の圧力を調整することもあり、密に連絡を取り、どれだけ細かい情報であっても確実に伝えることが大切になってきます。 一方、仕事をしていて面白いと感じるのは、非日常的な風景を見られる点です。石油化学プラントなどは、こうした仕事をしていなければなかなか間近で目にすることはないでしょう。とくに興味深かったのは、東京湾の海上にある油の受け入れ施設で工事を行なったときのことです。夜間の工事だったのですが、周りは真っ暗な海と空。目の前に広がる幻想的な雰囲気が印象的でしたね。また、工事によっては、工場の人たちから「作業効率が上がった」などといってもらえるのもうれしところ。「また、お願いします」と、次の仕事にもつながります。

仕事を通じて学び
海外案件に挑戦したい

私は知識ゼロからスタートしたわけですが、いろいろな現場を経験することで、徐々にノウハウが身についてきました。本を読んで勉強したりもしましたが、やはり現場で実際にさまざまな現象を見て学ぶことのほうが大きい。例えば、「ピグを押す圧力が高いとこうなる」とか、「水が出てこないときにはこんな原因が考えられる」といった知識の引き出しは、現場での経験から身についたことです。また、社内外含めて一緒に仕事をする人たちから学ぶことも多いです。経験豊富な人ばかりなので、「なるほど」と思うようなアイデアをもらえることもあります。 今後は石油業界に限らず、食品や電力など、これまであまり力を入れてこなかった分野にも積極的に関わっていきたいですね。そのために、現場でもエンジニアリング会社の人にそういった案件がないかを聞いて、仕事をもらえるチャンスを探ったりしています。それから、海外の案件にも携わりたいと思っています。前回、海外の案件がきたときは実務経験年数が足りないためにビザが取れず参加できなかったので、次はぜひ参加したいと考えています。いろいろなことを経験するほど、できることが増えていくのが楽しいので、チャレンジし続けていきたいですね。

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