Yuichi
Iwata

質の良い工事の実施が
最大の営業になる

岩田 雄一Yuichi Iwata

営業部 主任 2011年入社

営業と工事の二刀流が当社のスタイル

私は大学在学中からバックパッカーをしており、日本パイプラインサービスに入る前は海外を数年間放浪していました。放浪中には小説を書いたりもしていましたね。日本に帰ってきて「とりあえず就職しなくては」と、入ったのが当社でした。私の所属は営業部となっておりますが、当社では、営業であっても施工管理をしますし、施工管理であっても営業を行なっています。業務の基本は現場での工事で、工事がないときに集中して営業に取り組んでいます。いずれにせよ、現場がわからなければ営業もできないので、最初はとにかく現場に入って工事のことを勉強していました。 一人で営業できるようになったのは3年目くらい。営業先はエンジニアリング会社が中心です。ピグ洗浄工事の案件がないかを確認し、あれば当社の工事を提案します。ただ、一番の営業になるのは質の高い工事を行うこと。そうすることでピグ洗浄工事の案件が出たときに「日本パイプラインサービスに頼もう」と思ってもらえます。そのためには、どんな些細なことでも相談してもらえるように、お客様との関係を築くことも大切ですね。また、当社はピグ材料の販売代理店でもあることから、配管を扱う商社にピグ材料を提案しにいくこともあります。

資料は徹底的に読む
失敗から学んだ教訓

心がけているのは資料をしっかり読み込むことです。扱っている石油関連の設備は構造が複雑、99%完璧でも1%の見落としで工事が進まなくなることもあるのです。図面を見たときにはとくに気にも止めなかったノズルが原因で配管にピグを通せなくなる、といったことも実際にあります。お客様は洗浄工事のために工場の稼働を止めているので、工事が滞ると損失が膨らんでしまいます。そのような迷惑をかけないためにも、些細なことも見落とさずに資料を読み込むことが大事。隅々まで読み込めば、起こりうる問題を先読みして準備できます。 このことを意識するようになったのは、私自身、大きな失敗を経験したから。それは、お客様が配管を検査するため、検査前の配管の洗浄工事を担当したときのことです。事前に資料を確認してはいたのですが、読みが甘く、検査に必要な水準まで配管をきれいにすることができなかったのです。リカバリーしようにも現場でできることは限られています。結局、億単位のお金がかかる検査が滞り、お客様に損害を与えることになってしまいました。それをきっかけに資料を徹底的に読み込むように仕事への姿勢を改め、以降は失敗もなくなることで、信頼していただけるようになりました。

新技術も視野に入れ
変化に対応していく

いくら準備していても工事が終わるまではやっぱり不安もあります。ですから、工事が無事に完了すると毎回ホッとした気持ちになります。うれしいのは実施した工事が評価されて次の仕事をもらえること。難しい案件ほど成功させると評価が高まります。実際、仕事が評価されて同じ現場に呼ばれるというのはけっこうあります。やはり工事をしっかりやることが一番の営業。それによって会社の売上も自分の収入も増えます。何より自分の子どもに親父が失敗する情けない姿を見せたくない。そんな想いが仕事へのモチベーションになっています。 今後は新しい技術も取り入れていきたいと考えています。仕事を取り巻く環境は常に変化しています。生物進化と同じでビジネスも変化に対応できたものが生き残る。今は石油関係がメインになっていますが、脱炭素の流れもあり、他分野の仕事を増やしていく必要もあるでしょう。また、従来の仕事の中でも改善していけることがあるはずです。例えば、今の洗浄工事では配管内の汚れが固すぎて落とせないケースもある。それを落とすにはどうすればよいか、既存の方法だけに囚われず、広くアンテナを張って有効な技術があれば挑戦したいと思っています。

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